オールドラントの西の端、ラーデシア大陸の北方に存在する火山を頂く小さな大陸―――パダミヤ大陸と呼ばれるこの大陸には、およそ1200前にキムラスカから自治を許された一つの都市がある。

 宗教自治区ダアト―――オールドラント唯一の宗教組織・ローレライ教団の総本山である。

 

 最高指導者である導師を頂点に、その補佐たる大詠師、そして6人の詠師からなる詠師会によって運営されるローレライ教団は、『預言によって人々を導く』事をその至上命題とする組織だった。預言を求めることは今やオールドラント全土に深く根付いた慣習であり、教団の影響力はマルクト・キムラスカの両国に及んでいる。そのため各国の主要な都市には教団の支部が置かれ預言士が常駐しているが、やはり総本山であるダアトとはその数、質共に大きな隔たりがあり、ダアトには預言を求めて訪れる巡礼者が列を成すほどであった。

 そのように厳粛な宗教都市であるダアトだが、それだけがダアトの全てではない。落ち着いた佇まいの街並みを一歩外れた路地裏には、浮浪者や孤児たちが集まる貧民街が存在していた。

―――人が集まるということは、それだけ富と情報、そして揉め事も集まるということだ。

預言を求めて訪れる者たちには富裕層だけでなく、なけなしの金をはたいて預言を求めに来る低所得層もまま見受けられた。彼らの中にはスリやかっぱらいによって有り金を無くし、帰る術を無くしてダアトに留まらざるを得なくなった者もいる。寄付によって成り立つ教団は財政に余裕があるとはお世辞にも言えず、救いの手を差し伸べてもらえる運のいい者は一握りでしかなかった。

ダアトに留まるには教団員になるか、あるいは巡礼者や教団員相手に商売を始めるか―――しかしそうして生活する術を得ることができなかった者たちは、裏路地に住まう貧民となって雀の涙ほどの賃金で働き、あるいは彼ら自身も巡礼者相手のスリなどに手を染めるしかなかった。中には預言を装って詐欺を働くような者もおり、それに騙され有り金を巻き上げられ、転落を余儀なくされた者の姿もいる。

ダアトという街の光と影―――それはまるで、ローレライ教団そのものを象徴しているかのようだった。

 

 

      ※※※

 

 

「ここがダアト………」

 船の甲板から伸びるタラップを降りたユフィは、きょろきょろと辺りを見渡しながら呟いた。

「正確にはダアト港、だな。ダアト自体はここから陸路で移動する必要があるはずだ」

 ユフィに続いて船から下りてきたルルーシュが訂正を入れる。もっとも、ユフィだけでなくルルーシュもダアトを訪れるのは初めてであり、あくまで伝聞での知識でしかない。

「ルルーシュ、ユフィ! もうすぐダアトに向かう馬車が出るみたいだよ!」

 彼らより先に下りていたスザクと咲世子が、少し離れたところから声を張り上げる。

ダアト港からダアトまでは、ルルーシュが述べたとおり陸路で移動しなければならない。多くの者たちは巡礼を兼ねて徒歩で移動し、道中の石碑に参拝するようだが、預言のみを求めて訪れた者、あるいは絶対数は少ないとはいえ商談で訪れた者などのために港と市街を結ぶ馬車便がある。―――ちなみに貴族などの富裕層は港で馬車を借り上げて移動するらしい。石碑への参拝も、その馬車で移動するようである。

ルルーシュたちはと言えば、もちろん巡礼などするつもりはないため、迷わず馬車を選んで乗り込んだ。

 10人ほどが乗れそうな馬車だったが、出発間近にも関わらず、乗客は2人ほどしかいなかった。彼らは乗り込んできた新たな乗客に少しばかり顔を向けただけで、すぐに興味なさげに視線を逸らす。粗末なフード付のマントを着込んだ旅人など、この辺りには掃いて捨てるほどにいる。馬車を使うのは少々珍しいが、所詮はその程度の差異でしかない。

 それを狙って巡礼者を装ったルルーシュたちは、馬車の後尾に腰を据えた。ガラス越しに見える風景を見るともなしに眺めながら、他愛もない雑談に興じる振りをする。

「………、」

 しかしその会話の間も、ユフィはどこか上の空だった。その理由がわかっているルルーシュは、気遣わしげに声を掛ける。

「………大丈夫か? ユフィ」

「………ええ、大丈夫よ。心配掛けてごめんなさい」

 気丈に笑ってみせるユフィだが、その表情はどこかぎこちない。

「………大丈夫。少し、緊張しているだけだから………」

「………そうか」

 自分に言い聞かせるように呟いたユフィに、ルルーシュはただそうとしか言えなかった。安易な慰めを口にしても、期待が外れた時に傷口を広げるだけでしかない。

「………今度こそ、見つかるといいね」

スザクもユフィほどではないにしろ彼女と同様の感情を抱いており、彼らはどこか不安げな表情で行く手へと視線を向ける。

 

 行く手―――ダアトの貧民街に彼らの探し人がいるかも知れないとわかったのは、およそ1週間前のことだった。商用でダアトを訪れていたミレイが、それらしい情報を入手したのである。

 

 ルルーシュたちランペルージ商会が2年前に立ち上げたケセドニアの事業は、今のところまずまずの状況にあった。今年の頭にケセドニア郊外に建設した組立工場も、今のところ目立った問題は起きていない。

そこで更なる事業の拡大のため、そして他都市への拠点を設けるべく、ルルーシュはいくつかの支店を設けることを計画していた。現在予定しているのはバチカルとグランコクマ、そしてここ、ダアトである。

 しかし前者二つはどちらも大国の首都である。既に十分に発展した両都市には大掛かりな譜業を持ち込むことは運搬の手間、そしてスペースの確保を考えれば困難であり、ケセドニアと同様の戦略は難しいといわざるを得なかった。またダアトに関して言えば、教団の上層部の一部に『預言に詠まれていない』という理由で譜業の発展を厭う者がしばしばおり、熱心な信者ほど譜業の目覚しい発展を歓迎しないという傾向にある。そんな土地に、譜業による利便性が売りのホテルを建てたところで、下手をすれば反感を買って終わりだろう。

 しかし今回の出店は事業の拡大と銘打ってはいるものの、実際には彼らの真の目的へ向けての布石であり、その意図するところは各地に潜り込ませた、あるいは潜り込ませる予定の同志のためのアジトである。利益はある意味度外視していると言っていい。

 そうは言っても、あまりに大きすぎる赤字は問題だった。収支はせめてとんとんぐらいではあってほしい。

そうした視点から市場の調査を行った結果、前述の都市にはホテルでなく、飲食店を置くことが決定した。

 卓越した技術者集団『キャメロット』を擁し、今やオールドラント最大の譜業メーカーとなったランペルージ商会だったが、実際にはその事業内容は多岐に渡っている。厳密には、自作の譜業による効率化を武器に、さまざまな業界に参入している、と言ったほうが正しい。

飲食業もその一つで、調理器具や下ごしらえの道具などに譜業を駆使して工程の無駄を省くことで、安価かつ迅速に、味のよいメニュー(これはレシピを工夫しているからだが)を提供する店舗として、着実な支持を集め始めていた。ちなみに安価に提供できる理由の一つとして、ラーデシア大陸で密かに耕作している作物を材料の一部に使っているということもある。耕作機械の投入もあって身内だけでは捌ききれない収穫量になってきたのだが、いまだその存在を明らかにしていない集落であるため、売りたくても売れないのである。かといって廃棄するのはあまりに無駄すぎるということで、仕入先を明らかにせずに売買できるよう、ケセドニアにホテル・公衆浴場と一体化した飲食店を設定したという経緯がある。

 彼らにとって幸いだったのは、不思議なことにオールドラントの食材や料理がルルーシュたちにも馴染みのある物が多く、彼らの知るレシピが十分に利用可能だったことだろう。皇族・貴族だったルルーシュやユフィ、ミレイなど舌の肥えた者もいたし、ルルーシュと咲世子の料理の腕はプロ裸足の域である。また多種多様化した外食産業を見知っている彼らの目には、付け込む隙は満載だった。

 ルルーシュたち監修の上でケセドニアに出した店―――レストラン『暗闇の夢』は、低賃金労働者が使うような安食堂のやや上という価格帯で、並以上のランクの料理を提供している。パンや惣菜の持ち帰りサービスも行っており、手の込んだ珍しい料理を気軽に家庭で楽しむことができると、評判のほうは上々だった。

そして今回各都市に出店するのは、レストラン『暗闇の夢』の2号店、3号店である。ダアトはローレライ教団総本山であり、住民は教団員か神託の盾騎士団員ばかりである。彼らは基本的に教団の食堂を利用できるため、昼は巡礼者をターゲットに設定し、夕刻からは酒場としての側面を押出すこととなった。

 そうして方針が固まった後は、街並みや人の流れを調査して候補地を絞り、土地の持ち主との交渉に入った。この交渉に当たったのがミレイである。

彼女は頻繁にダアトに足を運ぶうち、いずこかから聞こえてくる歌声に気付いた。人の行き交う通りでは聞き逃してしまいそうなか細い女性の歌声は、時折ユーフェミアが口ずさんでいたのと同じ旋律だった。彼女たちが生まれた家で、子守唄として歌われていた旋律だと聞いたことがある。

 ユフィが生き別れた従姉を探していることはミレイも既に聞き及んでいた。もしやと思い、交渉の合間に聞き込みをしたところ、いつの頃からか貧民街に住み着いた女が歌っているのだという。その容姿に関する情報は手に入らなかったが、その声音から察するに、若い女性なのだろうと思われた。

 それが探し人―――ノワールであるという確証はない。

キングを捕らえて調査を進めた結果、彼女はやはりキングの息の掛かった人身売買組織に誘拐されており、そこからローレライ教団のグランコクマ支部に所属する高官の一人の手に渡ったようだった。しかし咲世子が密かにその高官に接触したところ(当人には教団の勢力争いを装って、そのままこの世界とおさらばしてもらっている)、ノワールは既に自力で逃げ出したのだという。しかし彼女は当時投与された薬の禁断症状を抱えており、その上着の身着のままで所持金も着替えもないような状況だったというから、どこぞで野垂れ死んでいるだろうと考え放置していたらしい。実際、その状況の彼女が無事でいるためには、幸運に幸運を重ねなければ難しいだろう。ましてグランコクマから遥か海を隔てたダアトにいるというのも、少々どころでなく無理がある。

けれど、ミレイが耳にしたという歌は、彼女たちの生家―――ダレット家に伝わる子守唄だ。ユリアの譜歌を代々伝えてきたダレット家では、男も女も物心ついた頃から様々な歌を仕込まれる。件の子守唄も、譜歌でこそないが、ノワールが好んで口ずさんでいた歌だった。ノワールとユフィ以外のダレット家の女性が生き延びてダアトにいるというのでなければ、歌声の主はノワールか、その縁者である可能性は高い。ユフィたちはその真偽を確かめるため、最終的な契約を結びにダアトを訪問するというルルーシュについて、ダアトまでやってきたのである。

「ノア姉様………」

 窓越しに木立の影から見え隠れし始めたダアトの街並みに、ユフィが思わずといった様子で呟いた。その眼差しには期待と不安―――今度こそはという思いと、また違うのではないかという恐れがちらついている。

 叱咤か、あるいは慰めか―――何がしかを口にしようとルルーシュが口を開いた矢先、ガタンという軽い衝撃と共に馬車の車輪の音が変化した。窓の外を見遣れば、森の間を開いた道が、草に覆われた平原へと変わっている。ここまでくればダアトは目の前だった。車輪の音の変化も、踏み固められただけの道から石畳で舗装された地面へと変わったせいだろう。

 ほどなく馬車は停車場に到着し、扉を開けた御者から降車を促される。ダアトの中心部―――ローレライ教団の総本山である大聖堂まではまだ距離があるが、この馬車は入り口近くまでしか立ち入らないのだ。大聖堂に行きたければ、大通りを徒歩で向かう必要がある。

 もっともルルーシュたちは礼拝に来たわけでも、預言を詠んでもらいに来たわけでもない。ルルーシュの本来の目的である契約相手は、大通り沿いにもう少し進んだところに住んでいるということだった。ユフィたちの目的地である貧民街も、どちらかと言えばダアトの外縁部に近い位置にある。下手に大聖堂の近くまで連れて行かれるよりありがたいほどだ。

 乗車賃を払って馬車を降りた後、ルルーシュはくるりと辺りを見回した。

「先に宿を取ろう。俺の方は今日の夕刻の約束だし………お前たちはどうする? 咲世子には俺と同行してもらう予定だから、二人だけになるが」

 用事そのものはルルーシュ一人で事足りるが、相手方としても未成年一人だけが来るより、従者なりを従えて現れた方が、契約相手の身代を不安に思わずに済むだろう。咲世子は一応20歳を越えているし、仕える者としての所作が身についているから、人選としてはさほど悪くない。ノワール絡みで便乗してきたユフィとスザクとは違い、最初からダアト行きの頭数にも入っていた。

「どうする、ユフィ。まだ昼を回ったばかりだし、聞きこみだけでも行ってこようか?」

 スザクはもちろん、ユフィも今やそれなりに腕に覚えはあるとはいえ、あまり遅い時間に土地勘のない、しかも明らかに治安が悪いとわかる場所をうろつくのは褒められたものではない。まずは軽く聞きこみだけでもどうかとスザクが提案すれば、ユフィもそれに頷いた。

「そうね。今日は貧民街の入り口くらいにしておきましょう。………例の歌が聞けるかもしれないし」

「そうだな。ミレイが言うには、毎日ではないようだが、午後に聞こえることが多いらしい。俺の方も、世間話のついでに話を振ってみよう。この辺りに住んでいる御仁だからな」

 大体の方針が決まったところで、ルルーシュの背後に控えていた咲世子がそれでは、と進み出る。

「先に行ってお部屋の方をお取りしておきます。二部屋でよろしいでしょうか?」

「ああ、それで構わない」

「かしこまりました」

 恭しく頷いて、咲世子は離れたところに見える宿屋の看板に向かって早足で歩いていった。ルルーシュたちは他愛のない雑談をしながらその後を追う。

 その傍らを、早足ですり抜ける人影があった注意力が散漫になっていたせいか、ユフィはすれ違う人影を避け損ねてよろめいてしまう。

「きゃっ!?」

 ぐらりとバランスを崩した彼女の二の腕を、伸びてきた大きな腕が捕まえる。

「失礼、………怪我はなかったか?」

「あ、………はい。大丈夫です」

 声の主は、灰色がかった栗色の髪をした、堂々たる体躯の青年だった。年の頃はおそらく20歳をいくらか過ぎた頃だろうが、年に似合わぬ貫録がある。

 謝罪を済ませ、忙しなく立ち去ろうとした彼は、ユフィを―――厳密にはユフィの髪の色を見、わずかに目を瞠って立ち止まる。

「………あの、何か?」

 自分の腕を掴んだまま動きを止めた相手に、ユフィは不審の滲んだ問いを向けた。その声にようやく我に返った青年は、いや、と決まり悪そうに手を放す。

「重ね重ね失礼だが………もしやその髪、フェ――――」

「ヴァン!」

 青年が最後まで口にするより早く、苛立たしげに名を呼ぶ声がそれを遮った。ユフィたちの背後、ヴァンと呼ばれた青年から10歩ほども進んだところに、彼の連れと思しき青年が立っている。銀髪眼鏡の細身の青年は、苛々とつま先で地面を叩きながら、男性にしてはやや甲高い声で非難の声を上げた。

「何をしているんです! さっさと行きますよ!」

「わかっている。先に行っていろ、すぐに追いつく」

 はあ、とため息まじりに頷いて、青年―――ヴァンは手を振った。しかしその投げやりな態度が癇に障ったのか、銀髪の青年が一層柳眉を逆立てる。

「急げと言ったのはアナタの方でしょう? ………別にいいですよ、私はこのまま帰ったって。困るのは私ではありませんからね! 全部パアになったって―――」

「ディスト!」

 ヴァンは強い口調で制止した。名を呼ばれた方も、さすがに場所をわきまえず興奮しすぎたと気付いたのか、大人しく口を噤む。―――それでも自分の都合で散々こちらを急かして文句を垂れておきながら、いざ出発という時に自分は往来で美少女相手にデレデレしている輩への視線は限りなく冷たいが。

 桃色の髪の少女と、この先の計画(・・)になくてはならない『協力者』とを見比べたヴァンは、行きかう人々の視線を集め始めていることに気づいてため息をついた。これでもダアトではそれなりに知られた顔であり、あまり注目を集めるのは得策ではない。状況を把握した彼は目の前の少女に再び謝罪して、今度こそ足早に街の出口へと向かう。

「………何だったんだろ?」

 それを怪訝そうに見送りながら、スザクが首を傾げた。一応ユフィに何かあるようなら手出しをするつもりで警戒してはいたのだが、あの青年が何をしたかったのかがどうにもわからない。

「フェレス、って言いたかったのかしら? ………もしかしてホドか、あのあたりの生き残りかもしれないわね」

「ああ、それで髪の色か」

 桃色の髪はフェレス島によく見られる特徴だ。他に全くないわけではないが―――この髪を見て即座にフェレス島に結び付けたのなら、戦争で亡くした、あるいは生き別れた知人と重ねたのかもしれない。

 同様に生き別れた身内を探す身として多少の共感を覚え、けれど一瞬の邂逅は記憶に残るほどのこともなく。

 彼らが何をしに行くところだったのか―――それが後に何を引き起こすのか、今の彼らが知る由もなかった。




Darkest before the dawn

縒り合う糸・1


 

※※※



ここからダアト編その1です。ってもその2がどうなるかは微妙なところ。書くことはあるんですが、舞台がダアトじゃなくなる可能性もあるので。

で、多分ですが、この一連の話はルルーシュの存在感が非常に薄いです。ノワールさんとの再会編+α、なので。ルルーシュはノワールさんと面識ないですし、どうしてもユフィ&スザクがメインっぽく………。一応あと2、3話くらいで纏めようと思ってますが。苦手な方はすみません(汗)。
ちなみにギアスキャラはちらっと出てくるかもしれませんが、この時点では仲間になりません。それ専用のエピソードが用意してありますから。


あ、あと今回の話のラストで出てきたのは髭とディストです。前回(ND2008年)の2年後なのでND2010年、被験者ルークが誘拐される年、というか奴らはこれから髭がアッス誘拐のためベルケンドへ、ディストがコーラル城に向かうところです。公式では7年前のルーク誘拐に関与してるのはスピノザの方っぽいですが(少なくとも攻略本ではスピノザがベルケンドからの誘拐を手引きしたと明記され、ディストはこの件に関する記述なし)、ここではスピノザはフォミクリーへの興味から実験結果等の資料提供を見返りに手引きをして、実行者はディストということにしておきます。極秘に装置用意したりするのはスピノザだけだと厳しいでしょうし、被験者ルーク失踪と同時に行方晦ましてコーラル城に行ってたりしたら、即座に疑われて調査されてそうですし。
inserted by FC2 system